一匹狼大学生クリの日常

俺はこういう人間だ

世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか レビュー 評判 評価

はい、こんにちは。

みなさんは台風大丈夫でしたでしょうか?

僕の家は一瞬停電したりと少し大変でした。

現在も水没してしまっている地域もあると思いますので、大したお金にはならないけどもヒカキンも促していたように積極的に募金をしようと思っております。

【寄付が2倍】令和元年台風19号緊急災害支援募金(Yahoo!基金) - Yahoo!ネット募金

 

 

で、ここで被害者の為とか言って頭悩ませ続けても埒が明かないので、台風の話はここまでにしておきます。

 

台風で自宅待機中、積読していた本をだいぶ消化いたしました。

その中で皆さんにオススメしたいものがありましたので、今回はそれの紹介をしようと思います。

それがこれです。


世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」 (光文社新書)

 

当ブログのメイン読者層は言うに及ばず格式高いエリートばかりなので、「いや、こんな話当たり前やろ」と思われるかもしれませんが、その点ご容赦ください。

 

 

本の概要

現在、世界のリーディング企業に属しているエリートたちはこぞって美術館に足を運んでいるのです。

また、従来はMBA習得を目指し経営学の論理的実用的なスキルを学んでいましたが、それにとって代わるように、美術系の大学院で直感的概念的スキルを学んでいるようなんです。

この本ではそのスキルを「美意識」と総称しております。

 

なぜこのような動向が起こっているかというと、現代、さらに今後の未来において必要とされるスキルは、ロジックに基づいた理性重視の力よりクリエイティブな力が重宝されているとのことなのです。

まぁ当然の結果ですよね。

ロボットやAIの発達に伴って機械的作業は取って代わられ、創造力で勝負していかねばならないと近年耳が痛いほど叫ばれている通りですね。

 

ただこの本はそう言った事を多くの具体例を挙げて、読者が容易に腹落ちする様に説明されているんです。

 

まず、

現代はあらゆる人が情報にアクセスでき、さらにデータに基づいた最適な結果を導き出せてしまう為に、差別化が消失してしまっている。

この本では「正解のコモディティ化」と称しておりますが、どの企業もいくつく先が同じなので、そこから一つ抜けるには"美意識"が必要とされるとのことなのです。

具体的に言うと、商品のデザインであるとか企業のコンセプト•ブランディングであるとか、論理的には導き出せない直感的側面の部分ですね。

 

次に、

現代は、世界の国民がある程度の生活水準を保てるようになった為、機能性や価格競争という面より、人々の承認欲求や自己実現欲求を満たす美的感覚に基づいた面の方が重要になってきている

インスタグラム等のSNSの発達がわかりやすいように、容易に自己発信•表現できる世になってきている為、ちょっと粗悪な商品でも見映えするものを消費者は選ぶ傾向に変わってきている。それはデータによって導き出せるようなものではないですよねという話です。

 

そして、

論理•理性ばかりを重視しすぎると、最終的に倫理的に悖る行為を犯してしまう恐れがある

上述したように、「正解がコモディティ化」してしまっている現状で他社より頭一つ抜けるために、最終的にはズルするしかないという考えに至っちゃう。例えば商品の表示をごまかしたりだとか、水増し請求したりとかですよね。最近で言えば、◯んぽ生命とかですね。

 

結論・補足

上の説明は本書の表面をすくっただけに過ぎず、他にも多くの理由や説明を加えて、美的センス•創造力を鍛える理由や、方法等にも及んで記述されております。

 

またこれは、本書を手に取る予定のない方に重大な点を勘違いされてほしくないので申し上げておきますが、

筆者はなんの理由にも基づかず直感や美的センスだけを頼りに物事を選択するのは"ただの馬鹿"とも揶揄しております笑

データによる客観的事実で裏付けされた土台があっての美的センスでの差別化が重要なので、これだけは念頭に入れておいてください。

 

とりあえず、この本を読んだことで、足繁く美術館に通う僕はやはり将来有望な世界のエリートの一人なんだなと再認識することができました。(だまれ)


世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」 (光文社新書)