一匹狼大学生クリの日常

俺はこういう人間だ

フランス人は10着しか服を持たない 書評 ミニマリスト 服バカ 人生を楽しもう

フランス人の生き方からは、大量消費がデフォルトになっている日本人にとって学ぶべきことがとてもありました。

この本は現代のストレスフルで疲弊しがちな社会を生き抜くためのエッセンスが詰め込まれたものとなっております。

 

今回はこの本の概要をザっと説明してから、僕がとても勉強になった箇所を何点かピックアップして僕の考え・感想とともに紹介する形式をとりたいと思います。

 

人それぞれ何に価値を置くかは異なるので一概に今から紹介するフランス人流の生き方がみなさんにとってベストであるとは言えませんが、参考になるものがあれば取捨選択して取り入れていただき、人生が以前より豊かなものとなれば幸いです。

 

 

本の概要

この本は、主人公がフランス留学でフランス人の家にホームステイをすることになり、そこのホストの生き方や考え、そしてフランス流の家の中の佇まい等から感化されてより良い生活スタイルを送るようになっていくという展開です。

分類としては自己啓発書になると思うのですが、そういった本によくある堅苦しさはなく、今までの人生をアメリカの大量消費社会で育ってきた主人公がフランス流の生き方を取り入れて成長していくという物語として読むことのできる作品です。

ですので、大量消費社会の弊害と、フランス流の"物を大切に"とか"日々の出来事一つ一つに幸せを感じよう"といった生き方が嫌味なく対比されており非常に読みやすいスタイルになっていると思います。

 

本のテーマ一部抜粋とそこから得た僕の考え

 

日々の食事に集中する

みなさんは食事の時間をしっかりと楽しめていますでしょうか?

ここでいう楽しめているかというのは目の前に出された食事に対して面と向き合っているか、味わって食べることに集中しているかということです。

やはり今の便利な世の中、テレビやスマホのせいで、そっちに気を取られながら何気なく腹を満たすために食事をしているという方が多いのではないでしょうか。

また、サプリメント等で時短栄養補給といったやり方を取られている人も大勢いることでしょう。

かくいう僕もこの本を読む以前は食事は時間の無駄。マルチタスク卍みたいな人でした。

食事の時間を削って他の事に時間を回さないとやっていけないという忙しいアピール人間もいるとは思いますが、結局そのように仕事に追われている人の目的って究極のところ"幸せになる"というところに落ち着くんではないでしょうか?

とすると、フランス流の生き方としては、自分が食べたい好きな食事は我慢せず、その味に集中して味わって食べる。しかし、それは朝昼晩の食事三食限りであり、間食は一切しない。

要するにメリハリをつけて食事をするということなのですが、そうすることで食事の喜びを日々感じられ、そういった何気ない生活の中に幸せが見出せるでしょという考えなのです。

また、こうした規則正しい食生活は健康維持に繋がるので、結局なにかタスクがあるにせよ作業効率の向上や、ストレスの軽減にもつながり、結果ベストな選択なのではないかと思うのです。

 

10着のワードローブを選ぶ

この考えに関してはちょっと難しいなと思いましたが、共感する考えもありました。

フランス人はお気に入りの服を数着持つだけというのです。シャツやセーターやパンツ上下合わせて10着ほどに収める。しかし、それら全てがお気に入りの愛着あるもの。

ほんとミニマリストの鑑です。

このように聞くと自分には無理なスタイルだなと思われる方もいらっしゃるとは思いますが、こうする事によるメリットはたくさんあって、

  • 洋服代が嵩まない
  • 洋服一つ一つに愛着が湧き日々の服を着ることが楽しくなる
  • トレンドに流されず、自分の本質を表現できる 等々です。

僕は服飾のゼミに入っているほど服が好きなので、10着に絞れというのは難しいですが、一つ一つ高いデザイナーズブランド等の服を買うことは大いにお勧めします。

もちろんファストファッションで手軽に買って消費してというスタイルも良いと思います。UNIQLOとか品質すごいですしね。

ただ、UNIQLO10着でイケるっていう方はまだしも、ファストファッション取っ替え引っ替え買う人は大変だなぁって思います。

毎シーズンのトレンドに左右されて、右へ倣えでマジョリティが好むもの買うという。

まぁもちろんいろんな服を安く着こなしたいという気持ちは分からなくはないですが、それよりかは自分が本当にかっこいいと思う物、着ることでテンションの上がる物を数着でも大事に着た方がいいんじゃないかなと僕は思います。

物にもよりますが、普通の服に見えて着たら分かるシルエットの巧妙さであったり、着古していくことで味が出てくる服だってあります。

また、デザイナーが服に込めた思いを、着ることで感じ得るという楽しみもあるんですよ。(服バカへの誘惑)

 

まとめ

上で述べたことの他にも、

"質にこだわって物を選ぶ"や、"身の上を明かしすぎたり、噂話に乗るようなことはしない"や、"ささやかな喜びを見つける"等々

多くの人がおそらく見落としがち、忘れがちな視点を数多く教えてくれる本となっております。

あらゆる物事の情報化や、テクノロジーの進歩で豊かになりすぎた(?)からこそ、人生における幸せとか楽しさとかの本質を見失ったりすることがあるんじゃないでしょうか。

この本はなにか原点に立ち戻らせてくれる、そんな考えが込められた本でございました。